オーケストラの構造は実は簡単だった!? アレンジ方法の分析

こんばんは、ふぅです!

今、トトロのオーケストラを、楽譜を見ながら聴いています。
昨日投稿した記事の、「耳コピするには正解の音を知ろう」っていうのの実践です(^_^)v

すると、アレンジの方法など、いくつか気づいたことがあったので、今日はそれをまとめます。

1.基本の構造は意外と簡単!?

今日はトトロのオーケストラ曲集の「さんぽ」を聞きました。

この曲の構成楽器は、

  • 木管楽器
    • ・フルート1,2
    • ・オーボエ1,2
    • ・クラリネット1,2
    • ・バスーン1,2

  • 金管楽器
    • ホルン1,2,3,4
    • トランペット1,2,3
    • トロンボーン1,2,3,4
    • チューバ

  • 弦楽器
    • バイオリン1,2
    • ビオラ
    • チェロ
    • コントラバス

  • 鍵盤楽器
    • ハープ
    • ピアノ

  • マレット
    • グロッケン
    • シロフォン

  • 打楽器
    • ティンパニ
    • パーカッション(スネア,パッティ,タンバリン,トライアングル)

と合計31パートです。

「これは多い!」と思って、6小節目から10小節目をリズムが同じもので分けてみました。
(鍵盤楽器と打楽器は省きました)

すると、
メロ→ フルート1,2・オーボエ1・トランペット1,2,3・バイオリン1,2
オブリ→ ホルン1,2・クラリネット1,2・バスーン1
伴奏1→ ビオラ・トロンボーン1,2,3・シロフォン
伴奏2→ バスーン2・トロンボーン4・チューバ・チェロ・コントラバス
でした。

伴奏1はピアノでいう右手にあたる部分、伴奏2は左手にあたる部分、つまりベースです。

あんなにたくさんの楽器が、ざっくりと4パートに分けられるなんて、びっくりですよね!?
こう考えると見通しがよくなりそうです。

他の部分でも分析してみます。

2.ピアノとハープもさりげなく弾いている

『さんぽ』のはじめ10秒で鳴っている楽器の中で、みなさんが最初に思い浮かぶのは何ですか?

オーボエでしょうか?ドラムという人もいるでしょう。
でも、「ピアノ」「ハープ」と答えた人は果たして何人いるでしょうか?

「えっ、ピアノとハープなんて鳴ってたの!?」
という方がほとんどだと思います。

実はピアノは、1小節目から10小節目までずっと鳴っています。

ハープは5小節目から10小節目まで鳴っていて、5小節目では華麗にグリッサンドを鳴らしているのです。

でも、曲を聴くと、ほとんど埋もれて聞こえないので、ピアノ・ハープなしバージョンとか聞いてみたいですね…!

3.移調楽器は実際に書いてみると頭に入る

これは曲の中身とはあまり関係ない気づきなのですが、
移調楽器は、実際にスコアを書き写すと頭に入りやすかったです。

私はこんな風に、1で分けた4つのパートに分けて、最初の音だけ書き写しました。

構造を見やすくするためにやってみたのですが、
これが意外と移調楽器の勉強になったので紹介しました。

本だけ読んでいて、移調楽器がよく分からない…、という方はやってみてください。
やはりアウトプットが大事です。

4.まとめ

こうやってプロのアレンジを分析していくと「へぇ〜、こうやってるんだ〜!」みたいなやり方が分かったりして面白いですね。
まだ10小節しか分析していないのですが、これだけでもたくさんの発見がありました。

また新しいことが分かったらレポートします。

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