こんにちは、ふぅです!
みなさんは、作曲をするときに、
ちょっとしたスパイスが欲しいけど、上手くいかない…(><)
ということはありませんか?
もしかすると、それはaug(オーグメント)の出番かもしれませんよ!
(augが分からない方は、次の段落の下の方の用語解説を見てください。)
ビリージョエルのNew York State of Mind にはaugが使われている
こちらの曲を聴いてみてください。
おしゃれな響きが素敵な曲ですね。
9thなどのテンションノートが使われているというのもあるのですが、
実はaug(オーグメント)もかなり重要だったりするのです!
※用語解説
テンションノート…コード構成音の中にない音。コードCならレ,ファ,ラが該当する。
aug…メジャーコードの5度の音を半音上げたもの。Caugの構成音はド,ミ,ソ♯。
augのおしゃれな入れ方の例
ここで、augのおしゃれな使い方を、簡単な例で解説します。
まず、
| C | F | Dm G | C |
というコード進行を聴いてみましょう。
これらは全てCキーのダイアトニックコード(C,Dm,Em,F,G,Am,Bm(♭5) )で出来ています。
特に飾りっけのない、シンプルな響きですね。
次に、
| C | F | D G | C |
というコード進行を聴いてみましょう。
3小節目のDmがDに変わっています。
このDはセカンダリードミナントと呼ばれるものです。
(セカンダリードミナントが分からなければ、「Cのダイアトニックコードのマイナーコードを、無理矢理メジャーコードに変えたもの」と思ってもらえれば結構です。)
Dのコードには、Cのキーには含まれない、ファ♯が含まれているので、印象が変わりますね。
さて、ここからが本題です。
このコード進行はどうでしょうか?
| C | F | D Daug G | C |
先ほどのDのコードを1拍ずつ、DとDaugに分けました。
Dだけの時よりもおしゃれ度が増した気がしませんか?
augはセカンダリードミナントの代理として使えるため、セカンダリードミナントであるDの一部を差し替えることで、おしゃれな響きを生み出すのに成功しました。
まとめ
いかがでしたか?
私はビリージョエルのNew York State of Mindをよく聴いた時、augが効果的に使われていて驚きました。
みなさんも、augを使いこなして、かっこいい曲を作ってみてくださいね!
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