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和声学入門以前。音域の覚え方と和音配置のポイントも。

和声学入門以前。音域の覚え方と和音配置のポイントも。

こんにちは、ふぅです。

私は最近和声学の勉強を始めました。

いくつかの本をサッと見たのですが、結局こちらの本が一番分かりやすそうでした。

和声学といったらこれ!というくらい有名な本ですね。
ちなみに他にかじった本は鍵盤和声 和声の練習帖: 手の形で和声感を身につける実用和声学―旋律に美しい和音をつけるためにですが、こういう本は和声学を初めて学ぶ私にはとっつきづらい用語が多くてあまり頭に入って来ませんでした。
というわけで、島岡 譲さんの和声―理論と実習 (1)で勉強しています。
まだかじったばかりですが、和音の重ね方、繋げ方が分かって面白いですよ。

しかし、ほんの最近まで、

「和声学ってなんだか難しそう…!」

と思って、食わず嫌いしていました。
私が和声学を面白いと思えるようになるまでには、いくつかの壁があったのです。

そこで、同じように和声学を敬遠しているみなさんにも「和声学って面白そう!」と思ってもらえるように、私が乗り越えた壁についてお話したいと思います。

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和声学とは?

私にとっての第一の壁は、「そもそも和声学が何をするのか分からなくて勉強する気が起きない」というものでした。
というわけで、和声学とは何か?を説明します。

和声学とは、「ソプラノ・アルト・テノール・バスの4つのパートをどうやって重ね、動かしたら綺麗に響くかを勉強する学問」です。
「ある和音から次の和音に進む時は共通の音をそのままにする」みたいなことを学んでいきます。

私が和声学を学ぼうと思ったのは、「弦楽四重奏のアレンジには和声学を学ぶといい」ということを作曲の先生に聞いてからでした。

各声部の音域はバイオリンとリコーダーで制す!?

私がぶつかった第二の壁は「各パートの音域が覚えられない!」ということです。というよりも、音域が覚えられないがためにそこの部分をすっ飛ばしてしまい、その後の部分でつっかえてしまいました。

和声学ではソプラノ・アルト・テノール・バスのそれぞれのパートに音域があり、和音を組み立てる時には各パートがその音域の中に収まるようにします。
この時にいちいち音域のページを見直してると時間がかかるし、肝心の和声が頭に入らなくなってしまうのです。

というわけで、各パートの音域を覚えるのは避けて通れない道なのですが、コツさえつかめば簡単に覚えられます。
ここでは音域を覚えるコツをお伝えしますね。

音域を覚えるコツ

各パートの音域

はじめに音域を見ておきましょう。
各パートの音域を譜面で表したものがこちら↓

(出典: https://hkmc.jp/column/harmonie.html )

音名で表すとこうなります。

  • ソプラノ: ド〜ラ
  • アルト: ソ〜レ
  • テノール: ド〜ラ
  • バス: ファ〜レ

アルトとソプラノの最高音はバイオリンで

4つのパートの中で最初に覚えるのはアルトです。
このパートは「バイオリン」で覚えます。
というのも、
アルトの最低音はバイオリンの最低音(1弦目)と全く同じ「ソ」、
最高音はバイオリンの2弦目より1オクターブ高い「レ」(音名は同じ)
なので、バイオリンの下二つの弦と同じ音名なのです!

ちなみに、弦楽四重奏だとアルトを担当するのはバイオリンなので、最低音がかぶるのも納得ですね。
というわけでまずはアルトの音域を「バイオリン」で押さえましょう!
(アルトバイエルンならぬ、アルトバイオリンでしょうか?(笑) )

そしてあと一つバイオリンで覚えられて、
ソプラノの最高音はバイオリンの3弦目より1オクターブ高い「ラ」(音名は同じ)になります。

ソプラノの最低音とテノール・バス

さて、今皆さんはアルトの音域とソプラノの最高音をバイオリンで覚えました。
残りはソプラノ・テノール・バスの最低音と、テノール・バスの最高音です。

先に最高音からいきましょう。
テノールの最高音はソプラノの最高音と同じ「ラ」
バスの最高音はアルトの最高音と同じ「レ」
です。
高声部同士、低声部同士の最高音が同じになります。

残りはソプラノ・テノール・バスの最低音ですが、これがなんと、
リコーダーと同じ
なのです!!

リコーダーにもソプラノリコーダー・アルトリコーダー・テナーリコーダー・バスリコーダーがあります。
(リコーダーについて詳しくはこちら)

これらの楽器の最低音と和声学の4パートの最低音と並べて比較すると、

リコーダー 和声学
ソプラノ
アルト ファ
テノール
バス ファ ファ

なので、アルト以外は同じになるのです!

リコーダーの音域は、ソプラノリコーダーとアルトリコーダーの音域を覚えていれば、テナーリコーダーはソプラノリコーダーと同じで、バスリコーダーはアルトリコーダーと同じになるのですぐに思い出せますよ。

この上で、「アルトだけが音域が狭いこと」・「基本的に人が出せる音域であること」を頭に入れておけば、音域は大丈夫でしょう。
この方法だと楽器の知識も一緒に頭に入るので、一石二鳥ですね(^^)v

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密集配置と開離配置

最後の壁は、「密集配置と開離配置がよく分からない!」というものでした。というわけで、密集配置と開離配置について、私がつまづいたポイントを交えつつお話したいと思います。

密集配置と開離配置というのは、和音の重ね方の分類のしかたです。

和音を見た時に、密集配置なのか開離配置なのかが分からないと先に進めないので、しっかりと抑えておきましょう。

密集配置と開離配置かをみるときには、ソプラノ・アルト・テノール(上三声)だけをみます。
この「だけ」というのがポイントで、バスとテノールの距離は関係ありません!

上三声の音が「ド、ミ、ソ」「ミ、ソ、ド」「ソ、ド、ミ」…、のように連続していれば密集配置、「ド、ソ、ミ」「ミ、ド、ソ」「ソ、ミ、ド」…、のように一個とばしになっていれば開離配置です。

図にするとこんな感じ。

この図でも分かるように、密集配置か開離配置かを見分けるのにバスとテノールの距離は関係ありません!!

右の和音はバスとテノールがくっついていますが、開離配置です。

私はここが理解できずにずっとつまづいていました…(涙)

あと、和声学のテキストには、

「ソプラノとテノールの距離がオクターブ未満なら密集配置、オクターブより広ければ開離配置」

のようにソプラノとテノールの距離で説明されることもありますが、「ド、ミ、ソ」…のように連続して繋げればソプラノとテノールの距離は1オクターブ未満になるし、「ド、ソ、ミ」…のように一個とばしにすればソプラノとテノールの距離は1オクターブより広くなります。

なので、ソプラノとテノールの間隔は気にしなくて大丈夫です

ちなみに、オクターブ配置というものもありますが、これについては初めは気にしなくて大丈夫です。

まとめ

ここに書いてあることを抑えたら、あとは課題をどんどん解いていきましょう!

本を読んでるだけだと今一つ頭に入ってきませんが、課題を解くと、内容がすっと頭に入ってきます。

イカついように見える和声学ですが、皆さんもちょっとかじってみてはいかがでしょうか?(^o^)/

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