こんばんは、ふぅです。2月に入り、バレンタインまで2週間を切りましたね。
私はバレンタインというと、My Funny Valentineを思い出すのですが、みなさんはどうでしょうか?
My Funny Valentineは有名な曲で、Ella Fitzgerald、フランクシナトラなど多くのアーティストによってカバーされているのですが、そのほとんどがスローテンポなアレンジです。
でも、この曲にはアップテンポのピアノアレンジもあり、
それがすごくかっこいいので、ここで紹介します。
スポンサーリンク
Oscar Petersonのジャズピアノアレンジ
紹介するのはこちらのOscar Petersonのアレンジ。
軽快なアップテンポのノリが気持ちいいですね。
Oscar Petersonは、超絶技巧のジャズピアニストとして有名ですが、この曲ではそのような早弾き要素はなく、シンプルにまとまってます。
ですが、さすがはOscar Peterson。
一音一音の強弱、音色が繊細にコントロールされていて、
心地よいリズムが生まれています。
夜のおしゃれなカフェのBGMにいいかもしれませんね。
スポンサーリンク
まとめ
さて、このMy Funny Valentineの他のアレンジも色々聞いたのですが、これ以外にアップテンポのものは見当たりませんでした。
言うなればかなり”異端”なわけです。
(追記: 後でよく調べてみたら、Bill Evansもこれよりさらにアップテンポの演奏をしていました。)
この異端アレンジ、原曲のメッセージやイメージを損ねてはいないのでしょうか?
次回はそれを考察したいと思います。
追記: まずは原曲のメッセージを読み解いていこうということで記事を書き進めていますが、思ったより時間がかかり、まだ更新していく予定です。
この曲はBabes in Armsというミュージカルのために作られており、
容姿をけなしつつも恋心を歌っています。
まずはミュージカルのあらすじを分析し、そこからどんな気持ちで歌っているかを考察しようという試みです。
→この曲のミュージカルでのアレンジと和訳はこちら
→Babes in Armsのあらすじ
→実際にこの曲が歌われた場面
→容姿をけなしつつも恋心を歌う理由
ここまでの考察を踏まえると、どうも本来はあまりシリアスな歌ではなかったようなのです。
このことを踏まえた上で、アップテンポアレンジが原曲の意向に沿っているかどうかをもう一度考察し、この曲がどうしてバラードで演奏されるようになったかを書いていきたいと思います。
スポンサーリンク